記事公開日:

「高温」「排水」「ステンレス」3要素が揃ったら!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

食品工場や、給食センター、病院などで、大型のミキサーや撹拌機などのホッパーを、高温水や蒸気で洗浄する際、 高温のため配管が温度変化で伸び縮みします。その熱伸縮にストラブカップリングで新たなアプローチを行います。

鋼管とステンレス管の熱伸縮の違い

高温水や蒸気が配管を通る際、高温による熱伸縮が発生します。鋼管とステンレス管ではどの程度、熱伸縮が違うのでしょうか? 一般的に鋼管の線膨張係数は、11~12×10-6/℃と言われ、ステンレスは16~17×10-6/℃と言われております。 これは、配管で考えた時、L=10mの場合、鋼管では8.8mm~9.6mm、ステンレス管では12.8mm~13.6mmの違いがあります。 鋼管とステンレスでは約1.5倍の伸縮が大きくなります。 配管は、真っすぐ1本伸びるだけでなく、分岐したり、集合したり曲がったり、複雑な形状をしている所に熱伸縮が発生すると 配管全体への影響は、はかり知れません。

ステンレス管接続部からの漏洩

熱伸縮が発生する配管では、配管にクランクをつけたり、伸縮継手や、フレキシブル継手などを使い熱伸縮を吸収できるように 配管設計されます。
しかし、ステンレス管の場合は以下の要因により、非常に漏洩が発生しやすくなります。

    • ステンレスの溶接の難しさ
    • 鋼管に比べて1.5倍の熱伸縮

    実際、弊社では、ステンレス管の漏れ止めについて様々な問合せが入ってきます。 なかでも、「高温水」「排水」「ステンレス管」の3要素が揃った場合、非常に高い確率で漏洩が発生しているように感じます。

振動、曲げにも強いが、伸縮へは・・・?

ストラブカップリングは船舶向けに開発された為、振動に非常に強く、曲げに対して柔軟に対応する事が可能です。
昔からステンレス管の熱伸縮が発生する配管設計では、チーズやエルボ部で、あえて配管を支持で固定せず、ストラブカップリングを使い グニャグニャ曲げて熱伸縮を吸収できるように使用されてきました。
その経験から、配管の継手ごとに少しずつ伸縮を吸収すれば、配管全体の負荷を大きく下げる事が出来るはず。との発想の元、大手ゼネコン様、サブコン様のご協力を仰ぎながら、試行錯誤と様々な試験の元、継手ごとに伸縮を吸収する継手を開発しました。

その結果、今では「高温」「排水」「ステンレス管」の3要素が揃った時の継手は、弊社の製品を採用頂くケースが非常に多くなりました。
是非、「高温」「排水」「ステンレス管」の3要素が揃っ配管を検討の際には、ショーボンドマテリアルへご一報下さい。

ショーボンドマテリアルロゴ

技術的なご相談は、ぜひお問い合わせください。

現場特有の条件や、特殊な管種への適合性など、ストラブ・カップリングのプロフェッショナルが最適なソリューションをご提案します。

テーマを広げる記事

・導入事例(高温排水管の熱伸縮・撓みによる疲労破壊対策)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加