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ストラブは抜ける?抜けない秘密!!

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ストラブカップリングは幅広く利用頂いてますが、配管を加工しない事から配管が抜けないか心配されるケースがあります。ストラブカップリングの構造と実力から抜けない秘密を追跡してみました。

物理的に「食い込む」:グリップリングの構造

ストラブカップリングが抜けない最大の理由は、その内部に配置された「グリップリング(歯)」にあります。ボルトを締め付けると、グリップリングが管の表面に鋭く食い込みます。配管の加工をせず接続可能ですが、ボルトを締め付ける時にグリップリングが配管に食い込む事で、配管の加工と近い効果が得られるのです。また管内に圧力がかかり、管が抜けようとする力が働くほど、グリップリングがより深く食い込む「くさび作用」が発生します。

ゴムパッキンの「密着力」と「真空状態」

密閉による密着: カップリングを動かそうとした際、内部が密閉されているために真空状態に近い力が働き、吸い付くように保持され、ズラす事が出来ない事もあります。 また、長期間使用していると、ゴムが管の表面に馴染み、経年により固着し、実質的に「貼り付いた」ような状態になります。

圧力がかかる程、抜けにくい構造

ゴムスリーブ内で流体が満たされる事で、内部のリップ部が広がり、配管とゴムスリーブがより強固に密着します。 それと同時にグリップリングが垂直方向に立ち上がる事で、より深く食い込む構造になっています。

圧力がかかる程、抜けにくい構造

リップ部に水が溜まる事でグリップリングが立ち上がる

試験してみた(実力はどれくらい?)

ストラブカップリグでは比較的大きいサイズの供試体に空気圧を加え、片方の管を固定して引張荷重を加え、最大荷重値を調べてみました。

引張試験

コラム詳細テンプレート

引張試験の試験状況

供試体に空気圧を加え、片方の管を固定して異常が生じるまで引張荷重を加え、最大荷重値(各サイズ3回)を調べてみました。

  • 試験①ストラブ・グリップGタイプ「G-150ESS」
  • 試験②ストラブ・グリップGタイプ「G-200ESS」
コラム詳細テンプレート

引張試験後の配管状況(SGP:150A)

引張試験後の配管状況を確認してみました。配管は、グリップリングが配管に食い込んだ跡が出来、しっかりとグリップリングが配管に食い込んだ状況が見て取れます。

引張試験(結果)

  • 試験①:227.2kN、235.1kN、233.9kN
  • 試験②:263.4kN、263.4kN、323.0kN

最大荷重(供試体に加えた圧力に変化は見られなかった)は上記となりました。
200kN(=約20トンの力)は、乗用車約13台分をまとめて引っ張るくらいの力と同等のため、今回の試験結果で、相当大きな力がかかっても抜けない事が証明されました。

ストラブは抜けるのか!?

ストラブカップリングは構造、試験結果より「抜けない」製品である事、十分安全率を担保した製品であると、言えると思います。
結論:ストラブカップリングは抜けない!!

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